「愚公移山」の心(こころ)

2015年1月30日金曜日

t f B! P L
 お久しぶりです、コーゾーです。寒い日が続きますねぇ。皆様、元気に「こたつでミカン」されてますでしょうか。

 いっぽう、私の知人にはこういう剛毅な方もいらっしゃいます…。京の都からお江戸への道中(しかも真冬)、見かけたらぜひ、温かいお声がけを!

 さて、前回の更新から3週間以上も間隔が開いてしまいましたので、最近考えていることを少々、書き残しておきます。

  昨日の17:00に、こういうリリース文が出ました。

H.I.S.(エイチ・アイ・エス)、京都に訪日旅行専門店
”Kyoto Tourist Information Center”をオープン!
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000201.000005110.html

実際のWebサイトがこちら。こんど、店舗も覗いてみようっと。
http://his-kyoto.com/

ざっとサービス内容を見ますと

★ホテル、旅館など宿泊先の予約
★レストラン、料亭などの予約
★公共交通機関の情報提供、各種交通パスの販売
★英語、韓国語、中国語、タイ語の4ヶ国語でのご案内
★SIMカードの販売
★有償での手荷物預かりサービス

・・・といった形。

 今回のリリース文には特に記載されていませんが、H.I.S.とANA子会社との提携による新会社の設立は2015年4月ということですから、その前触れといいますか、布石のようなものかもしれません。

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 で、これがコーゾーの作業に何か影響するかといいますと「別に、何も」。

 同じ「京都市内でのインバウンド観光サービス」を扱うといっても、

 これから作ろうとしている事業体(一種の「まちづくり会社」)と、既存の旅行会社さんとでは「設立の理念」がまったく異なりますので、べつだん気になることはありません。

 むしろ、今回のようなサービス窓口に関しては「これまで、無かったことのほうが不思議」というくらいの印象です。

 ところで、わたくし自身が最初に手掛ける事業は「もしかすると訪日観光サービスではないのでは?」という考えが、最近では強くなってきました(様々な方からのご意見、参考になります)。

 今回はその点について詳細は書きませんが、私自身の大きな目標である

「自分たちの暮らす地域(私の場合は京都市)の未来につながる事業を、自分たちの手で創造しようという機運を高める」

ということのためには、まずは地域内での

 ”異文化交流事業”または”世代間交流事業”

…からスタートし、その延長線上に訪日観光サービス(=地域ぐるみで「ようこそ、私たちの暮らす町へ!」とお迎えする態勢づくり)を位置づけるのが自然ではないかと。

→なんだかよく分からない? …まぁ、いずれ明瞭になりますから、慌てない慌てない。

 何にせよ、土地にきちんと「根を張る」ことを意識して進めないとH.I.S.さんのようなライバル企業(?)には簡単に負けてしまいますから、土台づくりは念入りに。

 京都市に住んでいると「社会的課題の解決を、市民みずからの手で図っていく機運」というものが、特に学生さんや若手社会人の間には少しずつ「ふつうのこと」になりつつある空気を感じます。

 また自治体(京都市)も、こうした動きを積極的に支援していくことを表明しています。
 http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000176444.html

 わたくしもそうした流れに一方では乗りつつ、既存のプロジェクトとは異なるオリジナルなものを創り上げていく所存です。

 これから京都市で、長~い目での事業づくりを進めていく心境、これを四字熟語で表すならば「愚公移山」(=愚公、山を移す)。

 シリコンバレー流の「とっととサービスを立ち上げ、アカンとなったらとっとと(会社を、事業を)潰す」みたいな感じではなく、農耕型でひたすら丁寧に。…なんたって、ここは東アジアですからねぇ。こつこつ、仲良く、土地を耕して行きましょ。

 あの東京ディズニーランド(現・東京ディズニーリゾート)も、計画の始動から最初のお客様を迎えるまでには23年(!)かかったそうです。「それまで存在しなかった”モノ”や”概念”が、当たり前のものとして土地に根付く」というのは、そのくらいの時間感覚で取り組まないといけないものだと考えています。

 そして目的達成のためには、とにかく「若い力」の助けを借りなきゃいけないな、という思いを日に日に強くするのでありました。私自身も、頑張って長生きしますっ!

 最近は、こんな感じです。
 
 それでは、また!

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目指す人物像は「小国士朗」と「ソクラテス」

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