今日は大みそか。令和4年も終わりますね。
年末にはなにがしかの記事を書き、さっぱりした気持ちで新年を迎えます… ところが。
今年はどうにも、書くためのアイデアが浮かばない。
「今年の手前味噌はうまかった」という記事は たいへんつまらなかったのでボツ |
そうだ! 今年の10月、毎朝書いていた「モーニング・ページ」を振り返ってみよう。
モーニング・ページとは何か? ある方の体験談をどうぞ →(こちら) |
「書いた内容は、決して他人に見せない」という大原則があるのですが、私の場合、1週間書き終わるごとに「その週の振り返り」という作業をしていました。←これは私独自のもの
なので、その部分だけシェアしつつ、当時考えていたことを整理してみます。
令和4年時点における、コーゾーの世界観・人間観が凝縮されている(気がする)ので、皆さんにも、何らかの参考になれば。
1ページに4週分、びっしり書きました (※本来のモーニング・ページとは異なります) |
まずは1週目。10/3~9のまとめ⬇
「国という単位の共同体は、もはや無効」
はいこちら、印象には個人差があります、ということで。
中段の「視野の狭い者が勝つ」というのは、ある方がFBで投稿されていたことですね。
その趣旨をかいつまんで言うと、
「論争が起こるとき、かつ公平な第三者が居合わせないとき、その場においては、視野の狭い者(≒自説を決して譲る気がない者)が、あたかも勝利したかのように見える。そして彼(視野の狭い者)自身が、それに満足して、勝ち誇ったように振る舞う。なんとも見苦しいことだ。」というニュアンスです。
こちらは、ユクスキュル/クリサート『生物から見た世界』の影響が、多分に出ていますね。
その投稿に触発され、モーニング・ページにて考察しました。何を書いたかはヒミツ…ですが、「真理は相対的なもの」という大原則は、忘れずにいたいものです。
(特に、探究するものの属性が大きく異なる場合。例:信仰と科学)
「タネをつなぐ仕事」というのもこの週のポイントですが、こちらはまた別の機会に。
つづいて2週目、10/10~16のまとめ⬇
そうそう、申し遅れましたが来年は「京都市北区」への転居を予定しています。時期は未定ですが。
京都市の北区、なかでも【上賀茂】【西賀茂】【雲ヶ畑】といったエリアに注目しています。そのきっかけとなった本がこちら(中身には触れません)。
さて、この週のメモで大事なのは、右下の記述。
「そこに暮らす生きものたち(ヒトを含む)との、共存共栄」
これは前述の「タネをつなぐ仕事」にも通じます。わたしの、ここ数年の(そして、今後ずっと続くであろう)主要テーマです。
そしてこの週は、JT生命誌研究館の初訪問(大阪・高槻市)も特筆すべきこと。
「チョウにとっての楽園」として整備されている屋上庭園を見学し、「ヒトの関わり方しだいで、その空間は荒れ地にも楽園にもなりうる」という、ごく当たり前のことを再確認しました。
生態学って、おもしろそう。基礎から勉強しようっと。
劇場用映画にもなっています
(こちらは予告編)
(こちらは予告編)
さて3週目(10/17~23)⬇
あの「大統領」が登場!!
「宇宙大統領みゆき」、映像のインパクトがあまりに強いので、詳細には触れません(笑)。
重要なのは、そのCM(サントリーBOSS)で提示された問い:「人は、なぜ働くのか?」に対する、私なりの回答です。それは…
「現時点では存在していない/まだ定着していない『これからの当たり前』を、現出させるため」
「(石油文明から)バイオマス文明への転換を、主導するため」
ま、そういうことです。
折々に話していることを、改めて書いただけですが。
「自分が追いかけたいものを、好きなように追いかけるべし」
「自分以外には、誰にも気兼ねすることなく」
この2つ、特に後段の内容には異論もありそうですので、ひとこと。
わたし自身は(こう見えて)周囲への配慮を優先するあまり、「どうしても追いかけたい事柄」を押し通すことを、ぜんぜんしてこなかったのですね。他者の声が強いと、最終的には譲ってしまう。幼少期から、ずっと。
わたし自身は(こう見えて)周囲への配慮を優先するあまり、「どうしても追いかけたい事柄」を押し通すことを、ぜんぜんしてこなかったのですね。他者の声が強いと、最終的には譲ってしまう。幼少期から、ずっと。
これからは「気兼ねなく、追いかけたいものを追いかける」という意識で行動したほうが、周囲の人たちもかえって「ああ、そういうことなら、この部分ではコーゾーに協力しよう。それ以外は、協力しづらいけれど」というあたり、もっと見えやすくなるんじゃないかと。
また、そうした態度を維持することが、目の前の人にとっての「どうしても追いかけたいもの・こと」を尊重することにつながる、とも考えています。
(このあたりは実際に行動しながら、修正・調整していくつもりです)
4週目(10/24~30)⬆ 最後なのに、いちばん脈絡がない(笑)
「生態学者の眼(と、心象風景)」
「生態学者の眼(と、心象風景)」
というのは、いったい何が言いたかったのだろう…?
「環世界を、収奪の対象と見ていないか?」
「共に繁栄する、ということを第一に」
こちらは、ユクスキュル/クリサート『生物から見た世界』の影響が、多分に出ていますね。
同時期に読んでた本:サティシュ・クマール『エレガント・シンプリシティ』、黒田三佳『森に暮らす』も念頭にあったかな。
とにかく、「ホモ・サピエンスひとり勝ち状態は、ありえない(恒久的に続くものではない)」という大前提は、譲ることなくやっていきます。
こうしたことを視野に入れずに生きる人も、そりゃ世の中にはいるでしょうけど(主観的な真理は、人それぞれです)、周囲の声がどうあれ「自分が追いかけたいものを、好きなように追いかけるべし」。
共に追いかけてくれる人も、やがて現れるでしょう。とにかく、あわてないことです。
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さて、作業用BGMとして YouTube Music (有料版)を流していましたら、こちらが出てきました。
うん? スーパーカー??
これ、2週間前に発表されたばかりの、新しい映像(しかもOfficial)じゃん!!
とっくに解散したバンドなのに、なぜ…??
天に
いっせいに開いた手に
いっせいに開いた目に
いっせいに描いた画に
光が射して
未来を裂いて
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うーむ、私の人生に何かシンクロすることがあるかもしれない(無いかもしれない)。
ということで「どうなる、来年のわたし?」とドキドキしながら、令和4年の「書き納め」にしようと思います。
※ブログは2本しか書きませんでしたが、手書きノートにはめちゃくちゃ書いた1年でした。
皆さまにとっては、どんな1年でしたか?
令和5年が皆さまにとって、「“新しい扉”を開く年」となりますよう。
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