シンプルで使いやすいです (※現在は製造していません) |
近所の八百屋さんが、撮ってくれました |
裏地もカワイイでしょ♪ (見せびらかしてます) |
ファスナーの処理とか、バイアステープ(ふちどり)の縫いつけとか、初めての作業が多くて手間取りましたね…。
けれど、完成したら苦労もふっとぶ! これぞ創作の喜び(悦び、歓び)。やったね!
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なぜ急に、ミシンを動かすようになったのか。それは…。
以前の記事でも紹介した、インド出身の思想家、サティシュ・クマール氏の影響が大きいです。
現代人は「消費者」であることに慣れすぎて、「手を動かして、生活に必要なものを創る」という行為から、遠ざかってしまっていないか…?
最近の著作においても、彼(サティシュ・クマール)はこのように書いています。
「手は偉大なる贈りもの。この手で私たちは料理し、庭仕事をし、書く。手は変化を作り出す道具。手を使うということに、私たちは敬意を払うべきだ。しかし今の世の中にはなぜか、手を使って働くのは教育程度の低い人たちのすることだといった先入観がある。コンピュータのプログラムを作ったりする知的な仕事ができない人の仕事だ、と。」
「アーティストは雇用や職業を求めない。求めるのは『よき生きかた』。その結果、地球に負荷をかけない、軽快な生きかたになる。アーティストたちによって作られる社会では、経済の目的は、少数の欲張りな人たちの欲望を満たすことではなく、すべての市民が真に必要なものを供給するようになるだろう。ガンディーが言ったように『この世は、万人の欲望を満たすには十分だが、だれの貪欲も満たすことはできない』。」
この著書において彼は、「自分で創る、手で創る」という行為(特に日々の食べものや衣類。そこには畑仕事も含まれる)、そこに喜びを見いだすことが、協調的で地球環境を破壊しない「これからの、望ましい生き方」であることを、切々と訴えています。
(Elegant Simplicity - 簡素に美しく生きる、ということ)
最新刊『エレガント・シンプリシティ』(NHK出版) (2021/11/30発行) めっちゃオススメです!! |
- 買ってきたものとは異なる愛着感が湧く
- 多少こわれても、直して使おうという意志
- (糸をほどけば)他の用途に転用できるというエコ感覚
- 衣類の作られ方+素材への感度が上がる(※化学繊維ではなく、なるべく綿と麻を使いたい)
こういうことかもしれません。 榎本英剛さん(ヒデさん)による 「僕」→「まち」→「世界」 https://ttfujino.net/book/book-detail/ |
今年、ご参加の皆さんです (去年の記事は→こちら) |
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