“環境アクティビスト宣言”

2019年9月16日月曜日

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因島(いんのしま)が生んだナイスガイ・まつもと君が、本日、素晴らしい「宣言」をしていました。

【2022/07/21:元記事が削除されていたため、リンク先を変更しました】

「ふるさとに、1日1組限定の、島の宿を作る」。
素敵だなぁ。ぼくも行きたいぞう!(誰と?)

では私もこれに乗じて、宣言しちゃいます。

「私はこれから、環境アクティビストになります!」

…だってね、早いところ地球温暖化(温室効果ガス)に解決の糸口を見つけないと、未来世代に対して申し訳が立たない。

大気中の温室効果ガス、過去最高値を更新(WMO, 2018年11月20日発表)
https://public.wmo.int/en/media/press-release/greenhouse-gas-levels-atmosphere-reach-new-record 

このWMO(世界気象機関)の発表、どのくらいヤバイことかと言うと…。
(その1年前のCNNニュース)
https://www.cnn.co.jp/world/35109664.html

現にこれだけの気候変動が起こっているのに、日本では皆さんわりと「どこ吹く風」という雰囲気なのが、私には気になります。

「Greta  Thunberg GQ cover」の画像検索結果
【環境アクティビストの大先輩、グレタ・トゥーンベリさん(16歳)。"大人たち、Can you hear me?"】


地球温暖化の主因とされる「温室効果ガス(主に二酸化炭素CO2)」の排出抑制。

それを別の言葉に置き換えれば、

人間の”欲望の抑制”に向けた、気の長い活動。

★より速く、より遠くへ(遠くから)、より大量に、より便利に… というライフスタイルから、少しずつ遠ざかっていくこと

★物質的欲求を抑えつつも、内心の幸福を満たす活動とはどんなものか、企業も個人も対話を通じて学び・考え・実践すること

★ゆっくりと、近くの人たち・ものたちとの関係性を深めていくこと。”日常の支え合い”を、当たり前にしていくこと

…これらは、現在の幼児・小中学生たちとも手を取り合っていかねばならない、気の長ーい活動になるはずです。

※勝手な&楽観的なイメージでは、

・日本国民+日本企業がとにかく努力して、排出される温室効果ガス(主にCO2)を削減。

・その技術やノウハウが、いわゆる「技術のカエル跳び」(リープフロッグ現象)のように、アジア諸国に波及する


…というプロセスを思い描いています。
とはいえ、言うは易く行うは難し。

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私自身もここ数ヶ月、専門家による解説書を集中して読みました。
学べば学ぶほど「対策を急がないと、本当に人類ヤバイっす」という認識に至っています。

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異常気象と人類の選択 (角川SSC新書)
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そして今年7月には、京都・上賀茂にある総合地球環境学研究所(地球研)のオープンハウスにも参加。

安成哲三(やすなり・てつぞう)所長は講演で、

「パリ協定で確認された目標値は、工業化以前と比較した世界の平均気温で+2℃、
できれば+1.5℃。しかし気候学の見地から言えば、2℃と1.5℃では大違い。
異常気象の頻度・強度を抑えるため、とにかく+1.5℃までを堅持すべし」

…と力説されていました。

【安成哲三所長による講演:地球温暖化はなぜ、+1.5℃に抑えねばならないか?】

当日の資料は→こちら(PDFダウンロード)

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まぁ、たとえ人類が滅んでも、地球は知らん顔で回り続けるのです(およそ10億年後、膨張した太陽に呑み込まれるまでは)。

ホモ・サピエンスという獰猛な種(しゅ)がいなくなった世界でも(not、いなくなったからこそ)、地球には豊かな生態系が育まれ、生き物たちは元気に飛び跳ねていることでしょう。

↓2億年後、人類が”予定どおり”いなくなった世界がこちら

フューチャー・イズ・ワイルド
ドゥーガル・ディクソン ジョン・アダムス 松井 孝典 土屋 晶子
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(公式動画もあります→ こちら)

…でもね。

ご近所で一緒に暮らす若い人たち(若者たち、子どもたち、これから生まれてくる人たち)に、少しでも過ごしやすい環境を残しておくことは、私たち現役世代の責任だろうと思うのです。

【このポスター、大好きです。2014年、WWF(世界自然保護基金)日本法人による】

「ねぇ、ボクのぶんは…?」

ねぇ、ボクの分は…?

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では、コーゾーは地球温暖化対策のため、具体的に何をするの? という問いには

「お弁当屋さんをやります!」…という回答になります。
(*野菜も売りますョ。八百屋でもある)

これ、日ごろお会いする方々には説明する必要はないでしょうが(前々から言っているので)、

そうでない方々には「なぜお弁当屋さん???」という疑問符が、3つくらいつきそう。

(「あれ、観光事業じゃなかったの????」という方には、4つくらいつきそう)

この辺りを解説しだすと途方もなく長くなるので、またお会いしたときに、私の話を聴いてやってください。

ひととおり聴いていただければ、「なるほどねー。全部つながるね!!」
…と、ある種の「アハ(a-ha!)体験」に至るのではないかと。

(「あっ、わかった!」となる、その瞬間に立ち会うのが大好きデス)

(食料品の生産・流通・加工(調理)・配達に関わる「エネルギー+廃棄物+排気ガスの管理」が鍵となります)

(化学肥料や農薬、食品添加物との付き合い方も、冷静に学んでいきたい)

(三重県鈴鹿市の「おふくろさん弁当」のような、ふつうに見えて実はスゴイ経営を目指します)

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元ご近所の“まつもと君”(28歳)、いい刺激を与えてくれてありがとう!

まつもと君の「島のおやど」も、ゆったりのんびり、生まれ育った島の価値を伝えてくれる、ステキな場所になることでしょう。彼のほのぼのとした人柄が、お宿の雰囲気にもそのまんま出るはず。

また因島で会いましょう! 京都でも!

けっきょく人間は「どう生きるか」の前に、「どこで・誰と生きるか」なんだよね…。これもまた、しょっちゅう語っていることですが。

以上、9月なかばのコーゾーでした。
(45才になりました)

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