「金銭のやりとりを伴う評価を、不特定多数のお客さまから日々受け続けるとは、どういうことか」を考えるようになりました。
お商売人さんって、何をする人のことだっけ?
身近な自営業というと「○○医院の若先生」とか「イソ弁を5年やってから独立した弁護士さん」とか、そういう方であれば私の回りにはけっこういるので、それぞれの”働きかた”も”求められる資質”も、それなりに想像できます。
しかし、
「何屋さんになるかも決まってない」というのも今考えたらすごいけど、それ以前の問題…。
逆に、今はなぜこんなに自信を持って準備を進めていけているのだろう?
いったいどこにターニングポイントがあったのカナ?
スパッと一言では言えないのですが、
(「作る」と「売る」とじゃ、大違い)
身近な自営業というと「○○医院の若先生」とか「イソ弁を5年やってから独立した弁護士さん」とか、そういう方であれば私の回りにはけっこういるので、それぞれの”働きかた”も”求められる資質”も、それなりに想像できます。
しかし、
- 「オフィス街の宅配お弁当屋さん」
- 「小規模飲食店に特化した、アルコール類の品揃えアドバイザー」
- 「農産物の生産者と都市部の野菜好きとをマッチングするWebサイトの運営者」
「何屋さんになるかも決まってない」というのも今考えたらすごいけど、それ以前の問題…。
逆に、今はなぜこんなに自信を持って準備を進めていけているのだろう?
いったいどこにターニングポイントがあったのカナ?
スパッと一言では言えないのですが、
「お商売、特にサービス業とは、お困りごとを抱えているお客さまに対し、専門知識の提供や、独自に作り上げた流通網・人的ネットワークなどを活用して、速やかにお困りごとの解消を図り、ご納得いただける対価をちょうだいすること」・・・こうした自分なりの定義が、ある時期からイメージできたからだと思います。
なんだ、お医者さんも弁護士さんも、お弁当屋さんも同じじゃん!みたいな。
たぶん、こことか、こことか、こことか、そういったことを元からイメージできている方々が出入りするスペースに馴染めたことで、自分も同様のイメージが持てるようになったのだろうと感じます。
ほんと、自宅に籠もっていないで良かったー。
※製品づくり系の事業、たとえば工業用バルブの生産とか、新しいレトルト食品の開発とか、そうした事業にはまた異なる哲学が必要だと思いますが、ここでは触れません。僕には独自に作れる製品が(2時間以内の映像作品といったものを除けば)何もないことが初めからわかっていたので、起業を決めてからは「ものづくり哲学」について考えたことがない
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今は、旧知の方々のところを回って「資本金(出資)をお願いできませんか?」とか「こういうスキルやマインドを持っていて、自分で事業を立ち上げてみたい方をご存じないですか?」といったことを尋ねて回っている段階ですが(これが起業準備ってやつです。とにかく地味)、今の時点では「へ? なにそれ?」という感想を漏らされる方が多いようです。世の中に存在しない事業を創造するプロセスって、やはりイメージしにくいのでしょうね。
でも、いずれは私の同年代の方々も「今の職場のままで、いったいいつまで仕事を続けるのだろう? 将来に向けて、どんな準備や心構えをしておいたらいいのかな?」といったことを考えるときが来ると思います。…ほら、10年後くらいには、あなたも考えていそうでしょう?
その時にはぜひ「せっかくならこれまでの仕事人生の集大成として、新しいビジネスを創造してみよう」というような、いい意味での飛躍をしてほしいナーなんて、生意気にも思ったりします。年甲斐もなく(?)アホなことをする仲間を増やしたい。
先ほどリンクを貼ったような「新規事業の立ち上げサポート施設」は、多くの都道府県に設置されています。関西圏に暮らしているとよく分かりますが、自治体や商工団体が中心となって、新規創業を増やす努力をさかんにされています。東京のことはよく知らないのですが、そもそも東京には「起業家のたまり場」がたくさん。
早い段階で、こういった施設の公開セミナーなどに顔を出したり、まさに起業準備をしている方々(つまり私とか)にいろいろと質問してみて、少しずつイメージ作りをしてみるのもいいんじゃないでしょうか。
だって、みずから事業を始めてくれる人が増えないことには、日本の雇用も税収も安定しないんだもの。
「公共の福祉」を維持するためにも、お子さんたち世代の職場を確保するためにも、僕みたいな(いっけん)無謀な人がもっと増えてくれればいいのにナーなんて、そんな夢想をする日々でありました。
それでは、また!
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