(Photo: デスク上の書籍たち。しょっちゅう入れ替わるというウワサ)
2011年の秋から、まったく経験のなかった新規の事業開発にいそしんでおります。
その過程では「やべ! この事業やるなら、国家試験に一発で通らなアカン!」とか、予期せぬ課題にもぶつかりつつ、なんとかかんとかやっております(法律上の参入要件が高すぎるんだよね)。
そんなわけで、京都のシェア・オフィスさんでもけっこうな古株になって参りました。
最近では「かあちゃん、晩ごはんまだぁ?」的な感じの「こーぞーさん、サービスのスタートまだぁ??」というような声も、ちらほらと聞こえてくるようになりました。注目していただけているのは、本当に有り難いことです。
しかしですね… 「まだ」、です(きっぱり)。
サービスを開始するために必要な資金と人材に集まってもらうには、私の手元に唯一潤沢にある「時間」という資源を使わなければなりません。
ホント、長生きとか健康とかって、根本的に大事よね…
もし強力なライバルが現れ、さっさとサービスを提供し始めて大規模にプロモーションかけて、みたいなことになったらそりゃ大変ではありますけれど、
「身近な人たちにがんばって呼びかけた割には、一緒にリスクを背負ってくれる出資者も創業メンバーも十分には集まらなかった。その結果、スピードで他企業に負けた」
…というのは、チーム力・組織力としての敗北なんですから、それはそれ。よくある話。いさぎよく別のサービス領域を探したいと思います。
(早期に出資していただいた皆様 … 新規事業開発のための資金をお預かりした以上、「観光サービス以外はやりたくない!」なんてワガママは言いませんので、ご安心を。 → …というのは冗談で、はやく新たな出資者さんを探します)
あのTwitterでさえ、本当はまったく別のサービス開発(iTunes に先駆けたPodcasting Service)を進めていたのが、このままでは未来がないと判断した上での「苦し紛れのスピンオフ」から生まれたって言いますからね…
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さて、私がテーブルをお借りしているシェア・オフィスには、手軽にWebサービスを作っちゃえる方が多いので、今日もある方から
「こーぞーさん、こういうの作っちゃいましたよ(※)、えへへ」とか言って、ご連絡をいただきました。
(※現在は、リンク切れです)
ま、要するに「悩んでないで、さっさと始めちゃえよ!」という、ハッカー文化ならではの後押しをいただいているわけですが、
開業免許が下りる前に有償で旅行相談業務を行うことは当然ながら違法ですので、法学部出身の私は忠実に手順を踏んでいるわけでございます、ハイ。
…えっ、なになに? 「毎日、こーぞーさんが無料で回答してあげればいいだけの話ですよ。きっと開業前から評判になりますよ」ですって?? まあ、そうなんですけどねえ。
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